イスラエルとガザ地区の境界で20日、衝突が再び激化し、4人のパレスチナ人と1人のイスラエル兵が殺されました。停戦はその後、かろうじて回復しています。イスラエルは、数十回にわたる空爆はハマスのロケット弾と迫撃砲を標的にしたものだと述べています。イスラエル兵の死亡は、ガザのパレスチナ人が3月にイスラエル境界で週末恒例となった非暴力的抗議行動を開始して以降、初めてです。イスラエル軍は3月以降の抗議行動に対し少なくとも140人を射殺、数千人のパレスチナ人を負傷させています。20日の攻撃に先立つ19日、イスラエル議会は、イスラエルをユダヤ人国家と定義しユダヤ人だけに自己決定権を与える法律を採択して非難を浴びていました。同法は、ヘブライ語をイスラエルの唯一の公用語とし、ユダヤ人専用入植地を占領地域に建設することを国家的価値(national value)として奨励しています。「パレスチナの権利のための米国運動」(US Campaign for Palestinian Rights)代表のユーセフ・ムナイヤーと、「平和のためのユダヤ人の声」(Jewish Voice for Peace)代表のレベッカ・ビルコマーソンに話を聞きます。