「第2の容疑者を探して オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件でFBIが隠していること」
2007/8/3(Fri)
記事番号:
2
ソルトレーク市の弁護士が自身の弟の死の真相を追っているうちに、オクラホマシティ事件捜査の連邦捜査局(FBI)に関係するかもしれない新たな情報が明らかになってきました。彼の見つけ出した文書には、FBIは事前にあの連邦政府ビル爆破事件の計画を察知していたがそれを防ぐためにほとんどなにもしなかったと見受けられる部分があります。ジェシー・トレンタデューの弟ケニー・トレンタデューは1995年8月、オクラホマシティの刑務所房で死んでいるのが発見されました。FBIは自殺としましたが、ジェシーはケニーが尋問の最中に殴られて死んだのだと主張してきました。ジェシーは、FBIが弟をオクラホマシティ爆破事件の消えた第2の容疑者だと間違えていたのだと信じています。彼の調査はまた、同爆破事件が単独もしくは2人による犯行ではなく、極右白人至上主義運動と結びつくより大きなネットッワークが関係している可能性を示唆しています。ジェシー・トレンタデューが弟の死からの12年間のFBIとの戦いについて語ります。また、「マザー・ジョーンズ」誌でこの件に関して記事を執筆したジェームズ・リッジウエー記者にも参加してもらいました。