Democracy Now!

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デモクラシー・ナウ!は、ニューヨークで制作され国際的に視聴されている独立系ニュース番組です。司会を務めるエイミー・グッドマン(Amy Goodman)とフアン・ゴンザレス(Juan Gonzalez)はジャーナリストとして数々の賞を受賞しています。商業メディアが取りこぼしがちな様々なコミュニティの声をとりあげ、その時々のもっとも差し迫った問題に関する情報を深く掘り下げ、歴史的な観点や、中味の濃い討論を提供しています。 1996年に大統領選挙を報道する番組として始まったときには10あまりのコミュニティラジオ局で放送されるだけでしたが、いまでは北米最大の公共メディア・ネットワークへと急成長を遂げました。全米800局を超えるラジオ&テレビ局で、英語とスペイン語で放送されています。 デモクラシー・ナウ!は、広告はもちろん、企業からの財政支援や政府の資金を一切、受け取っていません。番組は、視聴者や支援者からの寄付に支えられ、編集の独立性を維持しています。

デモクラシー・ナウ!は、ニューヨークで制作され国際的に視聴されている独立系ニュース番組です。司会を務めるエイミー・グッドマン(Amy Goodman)とフアン・ゴンザレス(Juan Gonzalez)はジャーナリストとして数々の賞を受賞しています。商業メディアが取りこぼしがちな様々なコミュニティの声をとりあげ、その時々のもっとも差し迫った問題に関する情報を深く掘り下げ、歴史的な観点や、中味の濃い討論を提供しています。 1996年に大統領選挙を報道する番組として始まったときには10あまりのコミュニティラジオ局で放送されるだけでしたが、いまでは北米最大の公共メディア・ネットワークへと急成長を遂げました。全米800局を超えるラジオ&テレビ局で、英語とスペイン語で放送されています。 デモクラシー・ナウ!は、広告はもちろん、企業からの財政支援や政府の資金を一切、受け取っていません。番組は、視聴者や支援者からの寄付に支えられ、編集の独立性を維持しています。

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長らくニューヨーク市チャイナタウンにある地域メディアセンター、DCTV(ダウンタウン・コミュニティ・テレビジョン)センターに間借りして制作、発信していましたが(左写真)、2009年末に、お引っ越し。マンハッタンのチェルシー地区にある広々とした(約1万フィート=約929平方メートル)製本工場跡を購入して、新オフィスに改造しました。廃材と環境にやさしい資材を利用し、放送機材などからの大量の熱の放出を排するなど、世界最高級のエコなハイデフィニション・デジタル・スタジオ兼オフィスから制作・配信しています。 「デモクラシー・ナウ!」の最大の特徴は「ウォー&ピース・レポート(戦争と平和レポート)」と題した「反戦ニュース」です。米国政府の外交政策の影響を直接的にこうむる世界各地の人々の声や、フリーランス国際ジャーナリストの報告、草の根運動のリーダーや平和活動家、アーティスト、学術関係者や評論家など、企業のスポンサリングを受ける米国メディアではほとんど報道されることのない人々の主張や視点を視聴者に紹介しています。 また、本物の討論も提供します。大きく意見を異にする人たち、たとえばホワイトハウスや国防総省の高官と、草の根運動の活動家・・・ジャーナリストであるエイミーやフアンが本質を問う鋭いやりとりも「ウォー&ピース・レポート」の魅力です。 デモクラシー・ナウ!は、ジャーナリズムのプロたちの間で広く知られ、高い評価を受けています。多くの著者たちの新刊書が番組で紹介されており、クレイグ誌は、デモクラシー・ナウ!は政治関連の著作をベストセラーにする力を持っていると指摘しています。ここ1年間だけでも、デモクラシー・ナウに関する記事は、ルモンド・ディプロマティーク、ワシントンポスト紙、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙などに掲載されました。

現在、「デモクラシー・ナウ!」は米パシフィカ・ラジオやNPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)、コミュニティ・ラジオ局やカレッジ・ラジオ局などで放送されているほか、「パブリック・アクセス」局(ケーブルTVなどを通じ地域住民・視聴者が番組を制作し発信するシステム)、PBS(全米公共放送網)、衛星放送、ポッドキャストなどのインターネット放送で視聴されています。 ※ 衛星放送ではDISHネットワーク、フリースピーチTV(チャンネル9415)及びリンクTV(チャンネル9410)、ディレクTV、リンクTV(チャンネル375)で視聴できます。 さらに多くの放送局が「デモクラシー・ナウ!」の放送に乗り出しており、自分たちのコミュニティで放送しようという動きも全米に広がっています。こうした動きについて関心のある方はこちらをクリックして下さい(英文)。

なぜ独立メディアが重要なのか?

民主主義が本来の役割を果たすためには、特定の利益から「独立」した多様なニュースや情報に、誰もが簡単にアクセスできることが必要です。 しかし米国のメディア界では空前の統合・合併が進み、すでに80年代の初頭にはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、音楽・出版・映画産業まで、すべてのメディア発信源を15の複合企業が牛耳る状態になっていました。メディアの多様性の喪失はさらに進み2000年現在、米国のマスメディアはたった6社の企業に支配されています。そうした米国の民間メディア企業は、自分たちの株主の利益を最大にすることを法律上、義務付けられています。 一方、一般的な“公共”放送局は、公共放送協会(CPB)から資金を得ると同時に、大企業からも財政支援を受けています。この公共放送協会の役員や理事はすべてホワイトハウスが指名し、上院が承認して任命されており、これまでにニュース・プロデューサーに政治的・編集的圧力をかけようとしたことが知られています。 これらの放送局とは異なり、「デモクラシー・ナウ!」の運営は視聴者の寄付や視聴料、各種基金からの出資で成り立っているという意味で、真の「公共メディア(パブリック・メディア)」です。企業や政府からの出資を一切、受けないからこそ、「デモクラシー・ナウ!」はメディアとしての独立性を保つことができるのです。

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デモクラシー・ナウ!は、ニューヨークで制作され国際的に視聴されている独立系ニュース番組です。司会を務めるエイミー・グッドマン(Amy Goodman)とフアン・ゴンザレス(Juan Gonzalez)はジャーナリストとして数々の賞を受賞しています。商業メディアが取りこぼしがちな様々なコミュニティの声をとりあげ、その時々のもっとも差し迫った問題に関する情報を深く掘り下げ、歴史的な観点や、中味の濃い討論を提供しています。 1996年に大統領選挙を報道する番組として始まったときには10あまりのコミュニティラジオ局で放送されるだけでしたが、いまでは北米最大の公共メディア・ネットワークへと急成長を遂げました。全米800局を超えるラジオ&テレビ局で、英語とスペイン語で放送されています。 デモクラシー・ナウ!は、広告はもちろん、企業からの財政支援や政府の資金を一切、受け取っていません。番組は、視聴者や支援者からの寄付に支えられ、編集の独立性を維持しています。