ウィノナ・ラデューク 「インディアンの土地の軍事化」を語る

放送日: 
2011/5/6(金)
再生時間: 
16分

先住アメリカ人活動家で作家のウィノナ・ラデュークが新著 The Militarization of Indian Country(『インディアンの土地の軍事化』)について話します。米国の発展は先住アメリカ人の土地を強奪して拡大してきた歴史であり、先住民のために残された居住区(リザーブ)にも、さまざまな形で軍産複合体が触手を伸ばしています。軍事基地や核実験場、石炭やウランの採掘場などがインディアンの土地を汚染し、米軍がVXガスを投棄した「VX湖」まであるそうです。

一方、高い失業率にあえぐ先住民コミュニティには米軍の入隊勧誘者も盛んに活動しています。米国のエスニック集団の中でもアメリカ先住民の入隊率はいちばん高いのだそうで、その米軍でインディアンを仇に見立てる用語が氾濫しているのはずいぶんと失礼な話です。

人も土地も軍の餌食になっている現状は、アメリカ先住民だけに限られた話でもないようです。米軍の基地の多くは先住民の土地につくられており、実質的には今も占領が続いているのだとラデュークは語ります。(中野真紀子)

ゲスト

*ウィノナ・ラデューク(Winona LaDuke)先住民活動家、作家。ミネソタ州北部のホワイトアース・ネイション在住で、団体オナー・ジ・アース(大地を敬え)の代表。新著はThe Militarization of Indian Country (『インディアンの土地の軍事化』)

字幕翻訳:田中泉/校正:斉木裕明/全体監修:中野真紀子/サイト作成:丸山紀一朗

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