政治を変える一票? 大統領候補の影に残虐行為の首謀者たちが

32分
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放送日: 
2008/1/3(木)

世界最高の政治権力者である米国大統領の選挙は、各候補の一挙手一投足が世界中の注目を浴びます。ブッシュ路線を継承し、必要ならイラクに百年でも留まることを主張するマケイン候補が既に共和党の指名を獲得したのに対し、民主党側は「変化」を掲げるバラク・オバマ候補と、「経験」を売り物にするヒラリー・クリントン候補が熾烈な予備選挙を続けています。日本でも選挙の一連の経緯はつぶさに報道されていますが、実はほとんど報道されないことがあります。当選すれば政権の中枢を支えることになる各候補の顧問団です。

番組では、『アメリカン・コンサバティブ』誌にコラム「戦争の影の参謀達」を書いたケリー・ボーカー・ブラホス記者と、ブログnewsc.blogspot.comで米国の外交政策を厳しく批判し、「もう終った米国選挙 人殺しと無駄死の勝利」と云う記事を掲載したアラン・ネアン記者の二人を招き、すでに大統領選から撤退した候補も含め、両党の「主流派」候補全員の顧問の経歴と政策を徹底検証します。

俎上にあがるのは、民主党のクリントン、オバマ、エドワーズ各氏、共和党のマケイン、ジュリアーニ、ハッカビー、ロムニーの各氏、独立系で立候補下馬評の高かったブルームバーグ現ニューヨーク市長。ゲストの二人は、各候補についている政策顧問は本質的に違いがないと云う点で意見が一致しており、ブラホス氏は、顧問達は全員が狭い「お仲間」の一員で、体制支持と対外干渉主義の伝統を受け継ぐと云う共通点があることを指摘し、金がものを言う政治の世界にどっぷり漬った主流候補者たちも、従来の枠組みの外に出ようと云う意欲すら持っていないと批判します。ネアン記者は、殺人を罰する一般的な刑法が身分の別なく適用されるならば、各陣営の顧問達は全員が刑務所行きだと断罪します。あまりにも限られた選択肢の中で、有権者に出来ることはあるのでしょうか。(斉木)

ゲスト

*アラン・ネアン(Allan Nairn)ブログ「ニュース・アンド・コメント」(http://newsc.blogspot.com)を運営する独立ジャーナリスト。

*ケリー・ボーカー・ブラホス(Kelley Beaucar Vlahos) ワシントン在住のフリーランス・ジャーナリスト。大統領候補たちの顧問についての“War Whisperers”(「戦争の影の参謀たち」)という記事を『アメリカン・コンサバティブ』誌に寄稿した。

字幕翻訳:大竹秀子 / 校正:斉木裕明
全体監修:中野真紀子

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