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2020年12月29日(火)

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  • 【20/12/29/1】トランプ大統領がバクダッドでの大虐殺に関わったことで有罪判決を受けたブラックウォーター社の元契約社員4人に恩赦を与えたことが、イラク市民の怒りに火をつけました。このブラックウォーター社の傭兵の中には、2007年のニソール広場の大虐殺に関与したことで第一級殺人の有罪判決を受け終身刑を宣告されたニコラス・スラッテンがいます。スラッテンと、ブラックウォーター社の他の傭兵たちは、バグダッドの混雑した広場に向け機関銃と手りゅう弾を発砲、女性と子供を含む17人の丸腰の民間人を殺害しました。最年少の被害者は9歳の少年アリ・キナリでした。2010年にデモクラシー・ナウ!で初放送された、報道サイト「インターセプト」のジェレミー・スケイヒルと映画製作者のリック・ローリーによる短編ドキュメンタリーBlackwater’s Youngest Victim(『ブラックウォーターの最年少の犠牲者』)の抜粋を再放送します。

  • 【20/12/29/2】ブラックウォーター社の4人の元契約社員にトランプ大統領が恩赦を与えたことが、イラクと米国で市民の怒りに火をつけました。ニコラス・スラッテン、ポール・スロー、エバン・リバティ、ダスティン・ハードは、2007年に傭兵会社の契約社員がバグダッドのニソール広場で民間人に発砲した際14人のイラク市民を殺害したことで有罪判決を受けました。米国のイラク占領におけるもっとも最も悪名高い出来事の一つに対する捜査員と検察による数年にわたる真摯な取り組みを経て、この4人のブラックウォーター社の傭兵は2014年に有罪半判決を受けました。ブラックウォーター社による虐殺の被害者の何人かを代表した弁護士のポール・ディキンソンは、愛する者を失い、正義が行われると約束されたイラク市民にとって、トランプの恩赦は新たな侮辱であると言います。「私たちは被害者の一人一人に、海外で犯罪を犯した者の責任を問うと約束したのに、その約束を被害者からから奪ったのだ」と彼は言います。

  • 【20/12/29/3】米下院は景気刺激策の現金給付を600ドルから2000ドルに増額する法案を可決し、上院にその法案を送付しましたが、結果がどうなるかはまだわかりません。無所属のバーニー・サンダース上院議員は、上院が2000ドルの現金給付について採決しないのであれば、議事妨害をして、7400億ドルの2020年度防衛支出法案へのトランプ大統領の承認拒否を覆すための採決を遅らせると言っています。給付金増額を承認するのに必要な60票に達するためには、上院48人の民主党議員に少なくとも12人の共和党員が加わらなければなりません。ノーベル賞受賞者の経済学者ジョセフ・スティグリッツは、ミッチ・マコーネル上院多数党院内総務は、景気刺激現金給付の拡大を邪魔しているだけでなく、彼が上院の採決にかけることを拒んでいるあらゆる政策の障害になっていると言います。「私たちは自国を民主主義と思っています。しかし米国民の多くが重要だと考えている様々な法案に対して、上院が公式に賛否を表明することが、この一人の人間によって妨害されているのです」と、スティグリッツは言います。彼はさらに、世界的な経済危機についても話してくれます。

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