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2019年11月6日(水)

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  • テキサス州では、強姦と殺人の罪で、死刑囚として20年以上を監獄で過ごしてきたアフリカ系アメリカ人のロドニー・リードの近く予定される死刑執行を中止するよう求める声が高まっています。リードは、無実を主張しています。民主党と共和党両党の議員を含む26人のテキサス州議会議員のグループは、11月20日に予定されている処刑を停止するよう、グレッグ・アボット知事に今週書簡を提出しました。リードの命を救うよう求めるオンライン嘆願書には、1400筆を超える署名が寄せられています。処刑停止支持者には、キム・カーダシアン・ウエスト、リアーナ、ミーク・ミルなどの著名人も名を連ねています。リードは、1996年に恋愛関係にあった19歳の白人女性ステイシー・スタイツを殺害したとして有罪判決を受け、死刑を宣告されました。しかし、リードの裁判後、スタイツの当時の婚約者であった白人警官ジミー・フェネルの関与を示唆する重要な証拠が現れました。フェネルは、その後、別件の誘拐とレイプ容疑で投獄されました。大きな進展となったのは、フェネルと同時期に刑務所に収監されていた人物が、婚約者が黒人男性と浮気していたため彼女を殺したと、フェネルが刑務所で認めたと断言する宣誓供述書に先月、署名したことでした。ロドニー・リードの兄、ロドリック・リード、義理の姉妹ウワナ・アクパン、「イノセンス・プロジェクト」の弁護士ブライス・ベンジェットに話を聞きます。

  • 5日に行われた知事選や州議会選の開票結果が出ました。いくつかの重要な州で民主党が大きな勝利を収めています。バージニア州では、民主党が25年ぶりに上下両院で過半数を制覇しました。ケンタッキー州の知事選では、民主党の州司法長官アンディ・ベシアが、トランプの支援を受けた共和党の現職マット・ベビンを接戦で破りました。一方、ミシシッピ州の知事選では、共和党の副知事テート・リーブスが、民主党の州司法長官ジム・フッドを破りました。また全国各地で、候補者たちが新たな歴史を作りました。ペンシルバニア州スクラントンでは、ペイジ・コグネッティが、民主党の登録党員でありながら独立候補として出馬して、最初の女性市長に選出されました。彼女はまた、就任後出産する初の市長になります。12月が出産予定です。ガザラ・ハシュミは、リッチモンドの郊外地区で勝利し、バージニア州上院議員に選ばれた初のイスラム教徒女性となりました。そして、ダニカ・ロームは、バージニア州議会下院の第13地区選挙で反LGBTの共和党候補を破って再選を果たし、カミングアウトした初のトランスジェンダー議員として、2度目の歴史を作りました。5日の選挙では、いくつかの重要な州民投票も行われました。ニューヨーク市の有権者はランキング投票(ranked-choice voting)を承認しました。この投票方式を支持する人たちは、これにより、意思が選挙に十分に反映されない有権者および非白人の候補者に役立つと言います。ジャージーシティでは、有権者が短期レンタルに関する厳しい規制を承認して「エアビーアンドビー(Airbnb)」に大きな打撃を与えました。アリゾナ州ツーソンを聖域都市[滞在許可をもたない移民に対して寛容な政策をとる自治体]にしよう、との政策は、同地の有権者によって圧倒的敗北を喫しました。ネイション誌の政治記者であるジョン・ニコルズに話を聞きます。

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