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2019年11月1日(金)

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  • シカゴの教師たちは今日(11月1日)学校に戻り、米国で3番目に大きな学校区を閉鎖した11日間に及ぶ歴史的なストライキに終止符を打ちました。数週間にわたる切迫した交渉の末、市当局は、クラスの規模を縮小し、今後5年間で給与を16%引き上げ、さらに数百人のソーシャルワーカー、看護師、そして司書を雇用することに同意しました。組合は、教師が職場に戻ることに同意する条件として全11日間分の補習授業を要求しましたが、最終的に5日間で市側と妥協しました。並行してストライキをしていたサービス従業員国際組合(Service Employees International Union:SEIU)所属の公立学校職員7500人も、今週に入ってから先にシカゴ市と和解しました。シカゴ教員組合副代表のステイシー・デイビス・ゲイツと、労働問題の記者サラ・ジャッフェに話を聞きます。

  • シカゴの教員のストライキは終了しましたが、米国では他にもこの50年間で最長の自動車労働者組合(United Auto Workers)のストが行なわれるなど、労働運動が高まりを見せています。組合運動の歴史的な重要性、労働者のストライキ参加の増加、そして英国で労働党が組織化を推進していることの意義について、労働問題の記者サラ・ジャフィに話を聞きます。ジャフィは、労働者は「何十年にわたる譲歩、何十年にわたる既得権返還に対して、反撃しているのです」そして「組合を作ることは労働者が職場で力を持つ手段だと理解し始めました」と言います。彼女は、Necessary Trouble: Americans in Revolt(『必要なトラブル 米国人の反乱』)の著者です。

  • ガンビアでは、ヤヤ・ジャメ前大統領の残虐行為を調査する公開の真実和解委員会の場で、元美人コンテスト優勝者が18歳の時に大統領にレイプされたと証言しました。ヤヤ・ジャメは2017年に退陣するまでの22年間、人口200万人の西アフリカの国ガンビアを統治しました。この女性ファトゥ・"トゥファ"・ジャロウは、前大統領への糾弾の先頭に立っています。他に2人の女性が、前大統領のレイプと性的暴行を告発するため名乗り出ました。公聴会は全国にライブ配信されており、前政権を生き延びた人々が続々と証言しています。真実和解委員会の調査は、ジャメの統治下で実施された数かすの残虐行為を数え上げていますが、そこには数百人の殺害や失踪、拷問、不当な投獄、女性や少女への性的暴力などが並んでいます。ガンビアから、ファトゥ・"トゥファ"・ジャロウと、現在ガンビアの元独裁者ヤヤの訴追を率いているヒューマンライツ・ウォッチの弁護士リード・ブロディに話を聞きます。

  • コロンビアでは、先住民指導者5人の虐殺が国を震撼させています。殺害は南西のカウカ県で起きました。犠牲者の中には、半自治が行なわれている先住民保護区ナサ・タクエイヨの指導者クリスティーナ・バウティスタもいました。同保護区の非武装の警備隊員4人も殺され、6人が負傷しました。国連の専門家グループがこの虐殺を非難し、先住民当局と協力して虐殺を調査するための緊急措置をとるよう、コロンビア政府に要請しました。警察は誰も逮捕しておらず、虐殺の容疑者の名前も挙がっていません。開発と平和学研究所によると、コロンビアでは2016年の和平協定調印以来、少なくとも700人の社会指導者たち、主にアフリカ系コロンビア人や先住民の活動家が殺害されているということです。ホフストラ大学コミュニケーション学部副学長で、コロンビアとカウカ県について数多く報道してきた受賞歴のあるジャーナリスト、マリオ・ムリーリョに話を聞きます。

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