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2019年7月22日(月)

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  • イラン当局は、CIAの訓練を受けたスパイ容疑で自国民17人を逮捕したと発表しました。イランのメディアは、一部はすでに死刑が執行されたと伝えています。7月19日に中東のホルムズ海峡で英国籍の石油タンカー「ステナ・インペロ号」が23人の乗組員とともにイランに拿捕(だほ)されたのを受け、ペルシャ湾では緊張が高まっていました。7月初め、英国はイランのタンカーをジブラルタル沖で拿捕しており、イランは今回の拿捕をその報復としています。イラン革命防衛隊は21日、拿捕した船舶がイランの旗を掲げている映像を公開しました。英国は、イランがステナ・インペロ号を国際水域からイラン水域へと強制的に誘導したと主張しています。ジョンズ・ホプキンス大学の中東研究教授でまもなく出版されるIran Reframed: Anxieties of Power in the Islamic Republic(『再構成されるイラン:イスラム共和国の権力の不安』)の著者、ナルゲス・バジョグリに話を聞きます。

  • 先住民族による歴史的な抵抗がハワイ島で展開されています。投資総額14億ドルの望遠鏡建設から先住民の聖地を守ろうと、マウナケア山に数千人が集まりました。科学者は、口径30メートルの超大型望遠鏡によって、はるか彼方の天体を観察できるようになるとしていますが、先住民の抗議者らは、建設は自分たちの同意なしに承認され、聖地を汚すものだと主張しています。警察は7月第3週、マウナケア山頂に計画されている望遠鏡建設現場に作業員が到達するのを防ぐために道路を封鎖した33人を逮捕しました。ほとんどが高齢のハワイ人でした。デモ隊によると、21日にも2000人以上が建設をやめさせるため、建設現場につながる道に集まって抗議しました。ハワイのマウナケアを守る活動をしている先住民のオルガナイザーで活動家のプア・ケースに話を聞きます。

  • 米環境保護庁(EPA)は、広く使用されている殺虫剤のクロルピリホスを禁止しない方針を固めました。同庁自身の研究で子どもの脳に損傷を起こす恐れがあるという結果が出ているにもかかわらずです。この物質はローズバンという商品名で販売されており、一般家庭向けの販売は禁止されています。しかし、果物やナッツ、穀物、野菜など50以上の作物の農薬として今も使用されています。クロルピリホスの禁止見送りは18日に発表されました。オバマ政権は2015年、有害な化学物質の使用を禁止すると発表しましたが、この規則は施行されることなく、当時の環境庁長官スコット・プルイットによって差し止められました。アースジャスティスの弁護士で、環境保護庁の2017年の決定に反対する訴訟で健康と労働者の権利を訴える人々の弁護を務めたパティ・ゴールドマンにシアトルから話を聞きます。

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