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2019年5月15日(水)

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  • 14日、アラバマ州議会議員たちは、米国内で最も厳しい人工妊娠中絶禁止法を可決して、事実上、中絶禁止に賛成する投票を行ない、憲法に基づいて中絶の権利を認めた連邦最高裁の「ロー対ウェイド」判決にまっこうから挑戦しました。アラバマ州下院で4月に、州上院では5月14日に可決されたこの法案は、すべての段階で中絶を禁止しています。中絶を行った医師は、最大99年間の禁固刑が科される可能性があります。強姦や近親相姦による妊娠も例外とせず、母親の生命に深刻なリスクが生じた場合だけが唯一の例外とされます。法案は現在、制定に向け、妊娠中絶反対派の共和党知事ケイ・アイヴィーに届けられる途上ですが、知事は署名するだろうというのがおおかたの予想です。反対派は、立法化されたら、法廷で異議を唱えると言っていますが、まさにそれが、問題点です。この法案の立法化を背後で企画している人々は、それを使って、合衆国憲法に基づいて中絶の権利を認めたロー対ウェイド判決に戦いを挑みたいのです。報道サイト「リワイア・ニュース」(Rewire.News)のジェシカ・メイソン・ピークロと「シスターソング」(性と生殖に関するリプロダクティブ・ジャスティスを求める共同体)のモニカ・シンプソンとに話を聞きます。

  • ワシントンのベネズエラ大使館には、警察が13日夜に建物を急襲した後も、4人の活動家がとどまっています。「コードピンク」(CodePink)、ANSWER連合(Act Now to Stop War and End Racism / 戦争をとめ人種差別を終わらせるために今、行動を)および「民衆の抵抗」(Popular Resistance)の活動家たちは、ベネズエラ政府の招聘を受け、フアン・グアイドに率いられ、米国の後ろ盾を受けたベネズエラの反政権派に大使館が奪取されることを妨げるために、4月下旬から大使館内に滞在しています。先週、米当局は大使館への水と電気を遮断しました。「コードピンク」の共同設立者であるメディア・ベンジャミンに、大使館で進行中の籠城について話を聞きます。

  • 米国務省は、いわゆるホワイトハウスがイラン関連する脅威が高まっているとして、イラクにある米大使館および領事館の緊急対応要員以外の職員全員に退避命令を出しました。それ以上の詳細説明は出されていません。イラク政府当局は、米国が主張するような脅威の存在について懐疑を表明しており、「イスラム国」と闘うアメリカ主導の有志連合の副司令官である英国の高官も、同様な発言をしています。米国とイラン双方が「戦争を求めていない」と話しているにもかかわらず、両国間の緊張は高まり続けています。ニューヨークタイムズ紙の報道によると、国防総省はトランプ大統領がイランに対して軍事行動をとることを決定した場合、米軍は最大12万人を中東に派遣する計画を策定しています。米国はまた、最近、「イラン政府軍による信じるに足る軍事的脅威」が存在すると主張して、この地域に空母攻撃部隊と爆撃機動部隊を配備しました。イランとの戦争の脅威の高まりと、国家安全保障担当大統領補佐官ジョン・ボルトンの役割について、「コードピンク(CODEPINK)」の共同設立者であるメディア・ベンジャミンに話を聞きます。ベンジャミンによるとボルトンは、何年にもわたりイランとの戦争を後押ししてきた人物です。

  • スーダン民衆の大規模な抗議行動は、4月の軍事クーデター後も続き、民政移管を求めています。13日に暫定軍事評議会は、暫定統治機構について、抗議運動の指導者たちと合意に達したと述べました。4月の軍事クーデターで、長期政権を維持してきたオマル・バシル大統領を打倒したデモ隊は、軍政から民政への移管を要求してきました。この発表は13日に首都ハルツームの軍本部前で治安部隊と民兵部隊が、群衆に向けて発砲し、少なくとも6人のデモ参加者と治安部隊の軍人1名が殺害された後に、なされました。さらに数十人が負傷しました。同日、失脚したオマル・バシル大統領は、政権打倒を招いた民衆蜂起中にデモ参加者たちを殺害したとして、起訴されました。スーダン医師中央委員会は、抗議行動中に90人が死亡したとしています。抗議デモの参加者たちは、100%民政に移行するまで座り込みと行進を続けると断言しています。ニューヨークを拠点とするスーダンの活動家、マリン・アルニールに話を聞きます。

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