トランプ大統領が納税申告書とホワイハウスへの訪問者記録の公開を拒否し、米政府はその透明性の欠如に対する新たな批判に直面しています。ショーン・スパイサー大統領報道官は4月17日、トランプは会計監査の対象となっているため、納税申告書は公開しないと述べました。スパイサーのこの発言のほんの2日前に、10万人以上の人々がトランプの納税申告書の公開を求めて行進をおこなったかりです。ワシントンDC、ニューヨーク市、シカゴ、シアトルを含む、全米の十数以上の都市で集会がおこなわれ、南フロリダでは活動家たちがトランプが週末を過ごしていた彼の私有リゾート施設「マー・ア・ラーゴ」まで行進しました。一方、民主党議員たちは、トランプが彼自身の納税を公開しない限り、税法改革や税率改正でトランプと協力しないと明言しています。共和党議員も十人以上が、トランプに納税申告書を公開することを求めています。「コモン・コーズ・ニューヨーク」(Common Cause New York)の代表であるスーザン・ラーナーに、さらに詳しく話を聞きます。彼女はニューヨーク市の「納税公開を求める行進」(Tax March)の運営委員会のメンバーでした。
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