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2016年12月30日(金)

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  • ジョン・ケリー国務長官は28日の重要演説でイスラエル政府を激しく非難し、イスラエルが占領中のヨルダン川西岸地区にユダヤ人入植地を絶え間なく拡大している事実は、イスラエルの民主主義を脅かし、パレスチナ人の分離独立を認める二国家解決案の息の根を止めるものに他ならないと述べました。「もし、[パレスチナ人の独立国家を否定して]一つの国家のみにする道を選ぶなら、イスラエルはユダヤ人国家か民主主義国家のどちらか一方にはなれるが、両方にはなれない。本当に戦争状態が終わることも決してない」とケリー長官は発言しました。ケリーの演説は、先週行われた国際連合安全保障理事会の決議で米国が拒否権を行使しなかったことを、イスラエルが激しく非難したことを受けたものです。この安保理決議はイスラエルによる占領地での入植地拡大は、明白な国際法違反であると断罪するもので、14対0で可決されました。米国は棄権しました。パレスチナ人弁護士のダイアナ・ブトゥーと、イスラエル人ジャーナリストでハアレツ紙コラムニストのギデオン・レビに話を聞きます。

  • エイバ・デュバーネイ監督のネットフリックス配信の最新ドキュメンタリー映画13th(『13番目』)は放送映画批評家協会賞の3部門の対象に選ばれ、アカデミー賞ドキュメンタリー映画部門の最終候補にも残りました。この作品は、米国の刑事司法制度がいかに人種差別によって動かされていたかを、奴隷制度の時代から今日の大量投獄まで時系列で示します。13thという作品名は、犯罪の刑罰を除いて奴隷労働を禁止した合衆国憲法修正第13条に由来します。デュバーネイの過去の作品には、2014年のヒット作『グローリー/明日への行進』(Selma)があります。この映画は1965年3月にアラバマ州のセルマからモンゴメリーまで行われたデモ行進を描いたもので、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアを中心とする公民権運動の指導者が投票権の平等を求める闘争に全米の注目を集めるために企画したものです。『グローリー/明日への行進』で、デュバーネイはアフリカ系アメリカ人女性監督として初めて、アカデミー賞の最優秀作品賞にノミネートされました。

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