« 前  

2016年3月31日(木)

  次 »
  • コネチカット州の陪審が元交際相手の暴力に抵抗し殺害した容疑で、24歳の母親シャレル・ボールドウィンの運命を審議しています。ボールドウィンは、2013年の元交際相手のジェフリー・ブラウン殺害容疑で訴追されていますが、彼女はブラウンにストーカー行為をされ暴力を振るわれたと主張しています。裁判所に提出された文書によれば、ブラウンは繰り返しボールドウィンを脅し、彼女からクレジットカードと現金を奪い、2人の間に生まれボールドウィンと暮らす息子と面会中に彼女に暴力を振るいました。ボールドウィンは最終的に、ブラウンに対して面会中の脅迫行為および嫌がらせ、暴力行為を禁止する裁判所命令を獲得しましたが、死の直前にもブラウンは彼女に脅迫的なメールを何通も送っていました。ボールドウィンの証言に基づく警察の宣誓供述書によれば、ブラウンはその後ボールドウィンの自宅に現れ、窓から侵入すると、彼女に攻撃を加え、自分のベルトで彼女の首を絞めました。ボールドウィンは逃げ、自分の車に乗り込んだものの、ブラウンもそこに追いつき再び彼女の首を絞めました。次になにが起こったのかはボールドウィンもしっかりと記憶していないものの、警察が到着したときボールドウィンは足を骨折しており、ブラウンはガレージの壁と車のフロントに挟まれて死亡していました。ボールドウィンは殺人容疑で逮捕されました。彼女はすでに3年近く拘置されています。有罪となった場合、数十年の禁固刑になる可能性があります。シャレル・ボールドウィンの母シンシア・ロングに話を聞きます。また、フリーラス・ジャーナリスト、ヴィクトリア・ロウにも話を聞きます。ロウはオンライン・マガジン「Rewire」に、Facing Years in Prison for Fleeing Abuse: Cherelle Baldwin’s Story is Far from Unique(「暴力被害を逃れたために禁固刑に直面--シャレル・ボールドウィン事件は珍しいことではない」)を寄稿しました。[追記:陪審員は31日、彼女に「無罪」の判決を言い渡しました。]

  • 共和党の大統領選予備選では、ドナルド・トランプにより突然、ファシズム問題が米政治界でも取りざたされるようになっていますが、本日はスペイン内戦について広範な歴史書を執筆したベストセラー作家アダム・ホックシールドに話を聞きます。彼の新書はSpain in Our Hearts: Americans in the Spanish Civil War, 1936-1939(『心の中のスペイン――スペイン内戦に参加した米国人たち、1936~1939年』)というタイトルです。同書は、ヒトラーとムッソリーニの援助を受けたフランシスコ・フランコ先導のファシズムを食い止めようと、大勢の志願者が世界各地から民主的政府を支援するためスペインに集まった過程を描いています。ファシズムと戦うために志願した、約2800人の米国人もスペインに渡りましたが、その4分の1近くが現地で命を落としました。このアメリカ人部隊は「アブラハム・リンカーン旅団」と名付けられました。2年半に渡る戦いの後、1939年4月1日、ファシスト側が勝利を宣言、それからほどなくして第二次世界大戦が始まりました。アダム・ホックシールドはKing Leopold’s Ghost(『レオポルド王の霊』)、 To End All Wars: A Story of Loyalty and Rebellion, 1914-1918 (『最後の戦争――忠誠と反抗の物語、1914~1918年』)、そして今回の新著Spain in Our Hearts: Americans in the Spanish Civil War, 1936-1939(『心の中のスペイン――スペイン内戦に参加した米国人たち、1936~1939年』)を含む8作の著者です。

  • スペイン内戦に数千人の米国人が志願し参戦しましたが、フランコのファシスト政権側に味方した者もいました。中でも特筆すべきは米国石油大手テキサコ社の最高経営責任者(CEO)です。彼は米国の法律に反して、フランコ政権に割引した石油を掛売で供給しました。さらに、米国籍の船でのスペインへの石油輸送も行いましたが、これも米国の法律法に違反していました。注目すべきこの話題について、スペイン内戦についての広範な歴史書Spain in Our Hearts: Americans in the Spanish Civil War, 1936-1939(『心の中のスペイン――スペイン内戦に参加した米国人たち、1936~1939年』)を執筆したアダム・ホックシールドに話を聞きます。

Syndicate content