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2014年11月18日(火)

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  • マイケル・ブラウン射殺事件に対する大陪審結論がもうすぐ出されるのに先立ち、ミズーリ州のジェイ・ニクソン知事が非常事態を宣言しました。ニクソンは11月17日、彼が言うところの「拡大する混乱の可能性」に対応するために、州兵を出動させる行政命令を出しました。ニクソンは、武器を持たない10代の黒人少年ブラウンが警察官のダレン・ウィルソンに8月9日に射殺されて以来続いているファーガソンとセントルイス地域での抗議行動を引き合いにしています。大陪審は約3ヶ月間審議中で、もし彼らが不起訴を選択すれば抗議行動はさらに高まることが予想されています。しかし、州当局者らが暴力を恐れる一方で、抗議者らは彼らのコミュニティを戦場に変えた軍を使った弾圧への逆戻りを恐れていると言います。大陪審の決定が近付き、非常事態宣言の下で誰もが予想できない事態に構えているなか、番組では2人のゲストから話を聞きます。ニュースクール大学の教授でミズーリ州の元上院議員であり、新刊Ferguson: In Black and White(『ファーガソン:黒か白か』)の著者であるジェフ・スミスと、セントルイスを拠点とする「黒人闘争のための組織」(Organization for Black Struggle)の会長で、ブラウンの射殺以来起こっている動きの主要なまとめ役であるモンタギュー・シモンズです。

  • 50年前の1964年11月18日、米連邦捜査局(FBI)の長官J・エドガー・フーバーがマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師のことを「全米で最も悪名高いうそつき」と呼んだことが大きく報道されました。フーバーはこのコメントを、キング牧師が史上最年少で1964年のノーベル平和賞を受賞するためにオスロに向かうのに先立って、女性ジャーナリストらの一団の前で発表しました。長官のフーバーが公的にキング牧師の名前に傷をつけようとしたのに加え、FBIは公民権指導者であるキング牧師の不倫を暴くと脅迫する匿名の手紙を彼に送ってもいました。この署名のないタイプされた手紙は、ある幻滅した公民権活動者の声として書かれていましたが、フーバーの側近の一人であるウィリアム・サリバンによって書かれたと信じられいます。この手紙は最後に「キング、お前に残された道は一つだけだ。なんだかわかるだろう。お前はおしまいだ。でも一つだけ道がある。お前の汚らわしく、異常で、詐欺的な正体が全米にさらされる前にそうした方がいいぞ」という文で結ばれていました。この、いわゆる「自殺を迫る手紙」の存在は長年知られてきましたが、11月第2週に初めて、編集されていないバージョンが一般に公開されました。この編集されていない手紙を暴露した、イエール大学教授のビバリー・ゲイジに話を聞きます。

  • 大企業系報道機関のテレビニュースを分析をした新たな報告によると、米国がイラクとシリアで戦争を始めるべきか否かについての討論がほとんどなかったことがわかりました。「公平正確な報道」(Fairness and Accuracy in Reporting: FAIR)というメディア監視団体は、米大手ネットーワーク局の番組に出演した200人以上のゲストのうち、軍事行動に反対したのは、たった6人だけだったという結論を出しました。"Debating How — Not Whether — to Launch a New War"(「新たな戦争の、是非ではなく、始め方だけが議論された」)という題名のこの報告書は、米国のイラクとシリアへの介入がテレビ放送の中心だった9月の2週間の期間を検証しています。同報告書はまた、人気が高い日曜日のトークショー番組では、89人のゲストのうち、たった一人、ネイション誌の編集者であるカトリーナ・バンデン・フーベルだけが反戦意見だったことも明らかにしています。FAIRの活動ディレタクーであるピーター・ハートから話を聞きます。

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