エジプトのモルシ大統領が先週、大統領権限の強化と司法による審査や監視からの大統領の保護を定めた憲法令を発布したことを受けて、カイロのタハリール広場では、今もなお抗議行動が続いています。モルシは、イスラエルによるガザ地区への攻撃を止める停戦合意を仲介した翌日、この行動をおこしました。警官とデモ参加者の衝突で、憲法令の発布後、500人以上が負傷しています。モルシは、新たな強権付与が一時的であり権力の集中がねらいではないとして反対派を説得しようとしています。カイロのデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースに話を聞きます。
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