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2011年11月17日(木)

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  • 17日はウォ―ル街占拠運動の3か月目の始まりを記念する全国的な行動の日です。ここニューヨークでは、運営者側が「ウォール街を閉鎖しろ!地下鉄を占拠しろ!広場を乗っ取れ!」と書いてあるポスターを配っています。この放送をしている最中にも、9時半にニューヨーク証券取引所が取引を開始するのを阻止するために、金融街の様々な場所で抗議者たちが行進しています。国のインフラへの支出をさらに増やす必要性を強調するために、労働組合は17日、全米の多くの橋で抗議を計画しています。ポートランドでは、抗議者たちがスティール橋を占拠する計画です。シアトルでは、モントレーク橋が行動の場所とされています。ワシントンD.C.では、抗議者たちがキー橋を行進する予定です。ニューヨークでは、午後5時にブルックリン橋で行動の予定となっています。今回の行動は、ニューヨークの警察が、リバティ・プラザでのウォ―ル街占拠活動を襲撃し野営地を破壊してから2日後にあたります。抗議者たちは公園に戻ることを許可されましたが、寝袋やテント、楽器の持ち込みは禁止されました。デモ隊、ニューヨーク警察の双方によってニューヨーク証券取引所に至るすべての通りが閉鎖されたウォール街から、デモクラシ・ナウ!のライアン・デヴローが生で報告します。「金融街を3方向からすばやく攻めるような計画のようです、あらゆる方向からのデモによって界隈を人で一杯になるようにしている」とデヴローは言います。「ニューヨーク警察の反応も同様に激しいものです。どんな小さな通りにも警察車があり、警官が配置されバリケードが立てられています」

  • ニューヨーク・タイムズ紙のウォ-ル街占拠運動についての最初の記事を取材した同紙の元フリーランス記者、ナターシャ・レナードに話を聞きます。彼女はブルックリン橋のデモを取材中に逮捕されました。彼女はニューヨーク・タイムズのフリーランス記者として働くのを辞め、最近「なぜ主流派メディアを辞めたのか」というタイトルでサロン・ドット・コム(Salon.com)に記事を書きました。

  • 全米の警察がこの2か月の間のウォール街占拠活動の抗議者たちに過度な暴力を行使したことが批判されています。シアトルでは市長のマイク・マッギンが16日、その数時間前に84歳のドルリ・レイニーという引退した学校教師がデモ中にトウガラシスプレーを顔面に噴きかけられたことについて謝罪しました。彼女がトウガラシスプレーを噴きかけられたときの、刺激薬とそれを洗い流すために使われた液体が彼女のあごから滴り落ちている写真が一気に出回りました。「シアトルを占拠せよ運動」の運営者によると、15日の夜、聖職者と十代の妊婦にもトウガラシスプレーが噴きかけられた様子です。シアトルからドルリ・レイニーに聞きます。「私が問題にしているのは単に警察の残忍性ではないのです」とレイニーは言います。「警察の態度が加速的に悪質化していくことが問題なのです」

  • 番組ではウォ―ル街占拠運動の取締りについての討論を行います。運動への対処について、警察署長間での相互連絡の確立を手助けした団体、ポリス・エグゼクティブ・リサーチ・フォーラム(The Police Executive Research Forum)の代表チャック・ウェクスラーと、「シアトルからウォ―ル街占拠までの準軍事警察隊」というタイトルでネーション誌に最近記事を書いたシアトルの前警察署長ノーム・スタンパーを迎えます。「これは本当の話です。警察はこのような立場を取りたくはないのです。市民はこのような紛争を扱うのに他に方法はあるかと自問するべきです」ウェクスラーは言います。「昼夜を問わずすばらしい仕事をしている思いやりに満ち、上品で能力のある警察官がたくさんいます。“悪いリンゴ”である他の種類の警察官もいますよ。彼らに共通してあるのは、腐ったシステムや構造をいわば占拠しているのです。私は軍事化する官僚機構の話をしているのです」とスタンパーは強調します。Cities Under Siege: The New Military Urbanism(『追い詰められた都市:軍事化する都市』)の著者のステファン・グラハムと、15日早朝、警察による「ウォール街を占拠」の野営地襲撃で法的オブザーバーとして働いたニューヨーク最高裁判所の元判事のカレン・スミスも番組に参加します。「私は逮捕された人々の名前を書きとるためにそこにいました。私がそこに立っていると、一人のアフリカ系米国人の女性が警察官のところに行って言ったのです。『中に入りたいのです。私の娘がいるのです。彼女が無事かどうかを確かめたいのです』すると警察官は『あんた、そこをどけ』と言いました。そして棒で押し続けました。彼女は泣いていました。彼は彼女を地面へ叩き付け、頭を殴り始めました。私がそこへ行って『ちょっと!彼女が何か悪いことをやったのなら、手錠でもかけなさいよ。たたく必要はないでしょう』と言うと、その警官は『あんた、逮捕されたいのか?』と言います。『私の帽子が見える?私は法的オブザーバーよ』と言うと、彼は『逮捕されたいのか』と言いながら私を壁におしつけたのです。」

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