ソマリアの首都モガディシオで4日、大量の爆発物を積んだトラックが内閣や教育省など8省庁の入った政府複合庁舎近くで爆発し、少なくとも70人が死亡しました。これに関して、南部ソマリアの多くの地域を支配している武装組織アルシャバブが、この攻撃を認める声明を出しました。同国民の多くは、アルシャバブが西側諸国の援助を拒否していることで深刻な飢饉が起き、死者が多数出ていることを非難しています。「アフリカの角」と呼ばれるソマリアでは、さらに大規模な干ばつも起きており飢饉はさらに深刻化しています。このほどネイション誌の記事のためにソマリアを訪れてきた受賞歴ある調査報道ジャーナリスト、ジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。スケイヒルの記事"Blowback in Somalia" (ソマリアの負の結末)は、米国のソマリアでの政策がいかに武装イスラム勢力の脅威を創り出すことに加担してしまっていたのかを検証しています。
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