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2009年6月26日(金)

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  • 現代のゲイ・レズビアン人権運動の先駆けとなったストーンウォールの反乱から40周年を迎え、この6月最終週の週末は世界中で記念イベントが繰り広げられます。この暴動は1969年6月28日の未明に始まりました。ニューヨーク市警がグリニッジ・ビレッジにあったストーンウォール・インというゲイバーを摘発したのがきっかけです。客の何人かが警官によって店外に引きずり出され始めるとゲイ・コミュニティの住人たちがこれに反撃を開始したのです。3日間におよぶ暴動の始まりでした。当時そこに生きていた人々の声で構成したラジオ・ドキュメンタリー Remembering Stonewall(『ストーンウォールを思い出す』)を放送しましょう。合わせて歴史家デヴィッド・カーターの話も聞きます
  • 今日26日は「トランスジェンダーたちの社会・経済的正義のための行動の日」です。短く「トランス・デイ」と呼ばれるこちらはまだ制定4年目。この日の午後にはストーンウォール・インに向けて政治行進が行われます。「世界に、ストーンウォール40周年の今日もまだ反乱は終っていないことを知らせよう」というのが趣旨です。トランスジェンダーの人権活動家マイヤ・レイラニ・バスケスに話を聞きましょう。【訳注:トランスジェンダー、トランスセクシュアルとは、心の性と身体の性とが一致しない人びとを指しますが、それを病理学的に表現する性同一性障害(GID)とはニュアンスを異にします】
  • ストーンウォールから40年、ゲイ人権運動はどこへ向かっているのでしょう? 結婚の平等に焦点を当てることはゲイ解放運動の最終目標にとってどのような意味を持つのでしょう? 活動家で作家・歴史家でもあるリサ・ドゥーガンに話を聞きます。ドゥーガンは次のように書いています。「公民権上の完璧な平等を求めることが人びとの大規模な結集をもたらし得るのか、それはまだわからない。あるいはそれがやがて、単なる同性婚の要求のみへと矮小化されてしまうのかどうかもまだわからない。あるいはさらにひどいことに、各種企業や団体が後援スポンサーにつく単なるもう一個の商業的ゲイパレードの創出で終ってしまうのかどうかも」。そして彼女はこう言います。「魔王は細部に宿る。細かいことはここ数週間のうちに固まってくるだろう」
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