メディア・ベンジャミン:イランとの戦争に反対するために反戦運動の構築が必要

2019/5/15(Wed)
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米国務省は、いわゆるホワイトハウスがイラン関連する脅威が高まっているとして、イラクにある米大使館および領事館の緊急対応要員以外の職員全員に退避命令を出しました。それ以上の詳細説明は出されていません。イラク政府当局は、米国が主張するような脅威の存在について懐疑を表明しており、「イスラム国」と闘うアメリカ主導の有志連合の副司令官である英国の高官も、同様な発言をしています。米国とイラン双方が「戦争を求めていない」と話しているにもかかわらず、両国間の緊張は高まり続けています。ニューヨークタイムズ紙の報道によると、国防総省はトランプ大統領がイランに対して軍事行動をとることを決定した場合、米軍は最大12万人を中東に派遣する計画を策定しています。米国はまた、最近、「イラン政府軍による信じるに足る軍事的脅威」が存在すると主張して、この地域に空母攻撃部隊と爆撃機動部隊を配備しました。イランとの戦争の脅威の高まりと、国家安全保障担当大統領補佐官ジョン・ボルトンの役割について、「コードピンク(CODEPINK)」の共同設立者であるメディア・ベンジャミンに話を聞きます。ベンジャミンによるとボルトンは、何年にもわたりイランとの戦争を後押ししてきた人物です。

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