トランプがNATO諸国に求める軍事費拡大がいかに米国の武器メーカーを潤すか

2019/4/5(Fri)
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ドナルド・トランプ大統領はNATO諸国に対し防衛支出の拡大を迫っています。トランプの外交政策が武器メーカーにどのように利益をもたらすかについて、プラウシェアズ基金代表ジョー・セレンシオーネに聞きます。トランプ大統領は2日(火)、NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグと大統領執務室で会談し、ドイツなどNATO諸国が軍事支出を現行のGDPの2%から4%まで引き上げることを要求しました。しかしセレンシオーネは、NATOの最大問題は資金不足ではないと返答しました。 「NATOが直面する最大の問題は、米国大統領が同盟へのコミットを疑問視しつづけ、もしもNATOが攻撃されたとき、ほんとうに米国が援助に駆けつけるかどうか危ぶませ続けていることです」。 セレンシオーネはまた、ジョン・ボルトン米国家安全保障顧問を「軍縮努力のシリアル・キラー」と呼んでいます。

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