「絶滅への抵抗」:英国の活動家たち 気候変動危機と闘うため 自らの身体を強力接着剤で建物にくっつける

2018/12/14(Fri)
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ポーランドのカトヴィツェで開催されている国連気候サミットで多くの抗議活動が行われる中、「絶滅への抵抗」(Extinction Rebellion)と呼ばれる抗議活動に参加しているリアム・ゲアリー・バウチに話を聞きます。この抗議活動は6ヶ月前英国で始まり、現在は35カ国に広まっていますが、活動家たちは気候変動と闘うために過激な行動をとっています。例えば、政府の建物に自らの身体を強力接着剤でくっつける、ロンドン橋を閉鎖する、差し迫る地球温暖化の大惨事について警鐘をならすために街頭に繰り出すなどです。彼らは、エネルギーの消費量を大幅に減らすために法的拘束力を持つ措置を採ること、そして2025年までにCO2の排出量を「ネットゼロ」(訳注:排出されるCO2と吸収されるCO2の量が同じとなる)となるまで削減することを各国政府に要求しています。

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