タールサンドパイプラインのバルブを閉鎖した3人の気候問題活動家に無罪判決

2018/10/10(Wed)
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2016年の大統領選挙の一カ月前、パイプラインに反対する活動家たちが協力して、カナダから米国への原油の流れを止めるという前例のない行動を行ないました。2016年10月11日、ノースダコタ、ワシントン、モンタナおよびミネソタ各州の活動家たちが4つのパイプラインの手動式安全弁を閉じ、カナダから米国に輸入される原油の流れの70%近くを停止させました。彼らは、「バルブ・ターナー[バルブを閉じる人]」(valve turners)という名で知られるようになりました。その後、長期にわたる法廷闘争の末、収監される活動家もでました。しかし9日、2016年のその日、ミネソタのパイプライン施設に侵入した3人のバルブ・ターナーに無罪判決が下されました。そのバルブターナー当人である、アネッテ・クラップスタインとエミリー・ジョンストンから無罪判決について聞きます。ジョンストンは詩人であり350シアトル.オルグ(350Seattle.org)の共同創設者、クラップスタインは引退前はピュアラップ族の弁護士で、レイジング・グラニーズ(怒れるおばあちゃんたち)のメンバーです。彼女たちの弁護士、ケルシー・スキャグスからも話を聞きます。

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