カバノーに不利な証言をしようとする連邦裁判所の職員を上院が無視 インターセプト誌記事で明らかに

2018/9/18(Tue)
記事番号: 
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連邦最高裁判事候補のブレット・カバノーが、高校生時代に、パーティーで15歳の少女をレイプしようとしたという告発を受け、上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長は9月17日に新たな公聴会を開くことを発表しました。カバノーと、告発者である大学教授のクリスティン・ブラジー・フォードの双方が宣誓した上で証言する予定です。カバノーに対する告発が波紋を広げる一方で、ライアン・グリムがインターセプト誌に発表した新たな記事では、弁護士のサイラス・サナイが、やはりカバノーを告発しようとした連邦裁判所の複数の職員の代理として上院議員のチャールズ・グラスリーとダイアン・ファインスタインに何度も連絡をとろうとしたことを明らかにしています。これらの職員たちは、不祥事を起こした第9巡回控訴裁判所のアレックス・コジンスキ元首席裁判官の事務官だったカバノーの職務について話をしたがっていました。コジンスキ―は少なくとも15人の女性への性的嫌がらせによって告発されたことを受け2017年に辞任しました。しかし、サナイはグラスリーとファインスタインから1度も返事をもらいませんでした。カバノーはコジンスキーが性的に不適切な行動をしたところを直接見たことはないと繰り返し述べてきました。インターセプト誌のワシントンDC支局長であるライアン・グリムに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは”Attorney Sent Letter to Chuck Grassley and Dianne Feinstein Claiming Federal Court Employees Willing to Speak About Brett Kavanaugh”(「弁護士がチャック・グラスリーとダイアン・ファインスタインに連邦裁判所の職員たちがブレット・カバノーについて話したいという書簡を送付していた」)です。

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