地球工学をめぐる論争:気候変動と闘うため地球に「ハック」を仕掛けるべきか?

カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事の「グローバル気候行動サミット」が同州サンフランシスコ市で開催中です。気候変動対策の中でも異論の多い解決策のひとつ「地球工学」について考えます。「気候操作」とも呼ばれる地球工学は、温室効果ガス排出の影響の低減を狙う意図的な地球の改造のことです。そうした提案はすでに世界中の政府機関、科学者、企業などによって検討されています。地球工学の支持者たちは急進的な方法で地球を操作することを認めており、硫黄酸化物を含むエアロゾルを成層圏に噴射したり、大気中の二酸化炭素を除去することなどが提案されています。しかし、このような「テクノロジーによる対処」は気候変動の根本的原因の解決にはつながらず、むしろ地球を危険に晒す危険があるとの批判もあります。ETCグループの理事であり、「気候正義連盟」(Climate Justice Alliance)創設メンバーで理事のゴーパル・ダヤネニと、ハーバード大学工学・応用科学スクールの応用物理学教授でハーバード・ケネディー行政大学院の公共政策学教授のデビッド・キースの二人を招き討論会を行いました。キース教授は、大気中から二酸化炭素を捕まえる技術を開発する会社、「カーボン・エンジニアリング」の創設者です。

最近のニュース

2018/9/18(火)

  • カバノーに不利な証言をしようとする連邦裁判所の職員を上院が無視 インターセプト誌記事で明らかに
  • 連邦緊急事態管理局から移民税関捜査局に資金移動 ハリケーン「フローレンス」後の強制送還を恐れて保護を求める移民たち
  • 経済崩壊に続くウォール街占拠運動から10年  協同組合運動が拡大中

2018/9/17(月)

  • カバノーの高校時代の暴行をブレイジー・フォードが告発 上院はアニタ・ヒル事件の過ちを繰り返すのか
  • フェイスブックがカバノーへの批判記事を検閲 保守メディアの「フェイクニュース」との判断をうけて
  • カバノーはロー対ウェイド判決を覆すか? カバノーの最高裁判事承認は女性の「生死にかかわる」問題
  • 警官に殺された男性の家族 「ダラス警察がジャンを中傷するのは彼を殺した警官を守るためか?」

2018/9/14(金)

  • 「気候資本主義が我々のコミュニティを破壊している」抗議者がブラウン知事の気候サミットを妨害
  • 温室効果ガスを制限する手段か 「汚染する権利」か? 排出量取引制度をめぐる論争
  • 100人以上の先住民活動家 カリフォルニア州ブラウン知事の市場原理に基づく気候変動対策を批判
  • 地球工学をめぐる論争:気候変動と闘うため地球に「ハック」を仕掛けるべきか?

2018/9/13(木)

  • ノースカロライナのラグーンには普段から数十億リットルの家畜排泄物が蓄積 ハリケーンでそれが水路に飛び散る可能性
  • 大手石炭会社が灰を貯蔵する素掘りの池を ハリケーンが直撃する見込み
  • ビル・マッキベンからジェリー・ブラウン知事へ:排出制限だけでは不十分 石油採掘は中止すべきだ

2018/9/12(水)

  • 新種の奴隷制か? カリフォルニアの山火事に時給1ドルで立ち向かう服役者たち
  • 服役者消防士として時給53セントで働いたアミカ・モタ 出所後は消防士として働くことを認められず
  • ダコタ・アクセスでの死 石油・天然ガス・ブームにより 規制緩和の中 生み出される危険なパイプライン建設の仕事