「ミシシッピーは悪化の一途」:8月だけで受刑者13人が死亡で 活動家は答えを求める

2018/8/30(Thu)
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ミシシッピー州では受刑者がこれまでにない高いペースで死亡しています。今年8月だけでも13人が刑務所で亡くなりましたが、2015年には1年間の同州の受刑者死亡数が47人でした。これらは自然死だったと刑務所当局は主張しています。しかし、ミシシッピー州南西部の民営の刑務所、ウィルキンソン郡刑務所における24歳のニジャ・シバラス・ボノム殺害を含む衝撃的な受刑者の死亡が急増する中、活動家や家族らは答えを求めています。当局者によれば、ボノムは別の受刑者と喧嘩した後、自身の監房内で亡くなりました。しかし遺族は、同房者と激しい言い争い後に監房に戻されたことから、ボノムの死は刑務所が暴力的環境から彼を守らなかった故だと主張しています。ボノムの姉妹はデモクラシー・ナウ!に対し「刑務所は彼を犬小屋に戻した」と語りました。南部貧困法律センター(SPLC)ミシシッピ支部代表で主任弁護人のジョディ・オーエンズに話を聞きます。SPLCは、民営刑務所における受刑者への深刻な虐待を主張して、ミシシッピ州更正局を告訴する最近の訴訟に参加しています。

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