ノースカロライナ州の唯一の黒人女性歴史委員:南部連合の像は州議会議事堂にはふさわしくない

2018/8/23(Thu)
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ノースカロライナ州チャペルヒルにある同州の主要大学、ノースカロライナ大学で抗議者たちが南部連合軍兵士の像「サイレント・サム」(Silent Sam)を引き下ろしてからわずか2日後、州の歴史委員会は9対2で州議会議事堂の敷地内に南部連合軍の記念碑を置くことを可決しました。南部連合軍の3つの記念碑を州議会議事堂に置くことに反対票を投じたアフリカ系米国人女性に話を聞きます。彼女はさらに、こうした記念碑に歴史的な意味を加えることにも反対しました。ヴァレリー・ジョンソンは、ノースカロライナ歴史委員会の2人だけの黒人メンバーのうちの1人で、唯一の黒人女性です。ジョンソンはグリーンボロにあるベネット大学の女性学の教授で、アフリカ女性研究のディレクターであり、「ノースカロライナ・アフリカ系米国人遺産委員会」(the North Carolina African American Heritage Commission)の会長でもあります。

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