ネバダ州は フェンタニルと処刑失敗に関連した薬物で囚人の死刑執行を行う計画

2018/7/11(Wed)
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ある製薬会社が、今夜、執行が予定されている死刑囚の処刑を阻止すべく提訴しました。鎮静剤のミダゾラムを製造するアルボジェン社は、10日、ネバダ州矯正局が、死刑囚スコット・ドジエの処刑に使用するべく、ミダゾラムを違法に入手したとして、ネバダ州クラーク郡に訴状を提出しました。覚醒剤の売人だったドジエは、2007年に、凶器による殺人ならびに凶器を使用した強盗で第一級殺人の判決を受けました。2017年、ドジエは死刑判決に対する控訴を取り下げ、処刑を求めました。ネバダ州当局者は、ドジエの死刑執行に、これまで試されたことのないミダゾラム、フェンタニルおよびシサトラクリウムの3つの薬剤を組み合わせて使用する計画です。今日の執行は、ネバダ州にとって12年ぶりの死刑にあたります。インターネット誌「マーシャル・プロジェクト」のスタッフライター、モーリス・チャマに話を聞きます。チャマが書いたスコット・ドジェのプロフィールは「ある志願者:1年以上前、ネバダの死刑囚のスコット・ドジエは控訴を断念し、処刑を求めた。彼はいまなお、執行を待っている」です。

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