フィンランド初の女性大統領 女性の権利 医療保険制度 ヨーロッパにおける極右台頭を語る

2017/9/28(Thu)
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本日はパリのUNESCO本部から放送しています。2000年にフィンランド初の女性大統領に選出され、2012年まで在職したタルヤ・ハロネンに話を聞きます。ハロネンが大統領になったのは、フィンランドがヨーロッパの国として初の女性参政権を実現した約100年後のことでした。2009年、ハロネンはフォーブズ誌の「世界で最もパワフルな女性100人」に選ばれました。退任後のハロネンは、ジェンダーの平等や情報公開を求める運動で有名になっています。9月28日は「国際情報ユニバーサルアクセスの日」(International Day for the Universal Access to Information)であり、UNESCOで記念スピーチを行ったハロネンに、費用効率の良いフィンランドの医療保険制度について聞きました。同国ではおかげで「乳児死亡率が下がり、米国よりも出産看護制度も優れている」と彼女は語りました。

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