北朝鮮との緊張が続く中 米国の反対を尻目に51カ国が核兵器禁止令に署名

2017/9/22(Fri)
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北朝鮮の核ミサイル実験をめぐる緊張状態の中、世界初の法的拘束力のある核兵器禁止条約に51カ国が署名しました。この条約は、核兵器の行使や威嚇はもちろん、その開発や実験、保有を禁止します。この条約は7月に、米国の強い反対を押し切って、122の国連加盟国によって初めて採択されました。ロシア、英国、中国、フランス、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエルを含め核保有の9国はいずれも、この条約に署名していません。オランダに拠点のある団体PAXの核軍縮計画責任者で報告書Don’t Bank on the Bomb(『爆弾に頼るな』)の著者スシ・スナイダーに話を聞きます。

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