討論:トランプ大統領のロシアとの繋がりは安全保障上の危険か それとも新たなレッド・パージを煽る評論家ネタか

2017/3/6(Mon)
記事番号: 
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2016年の米国大統領選挙においてロシアがいかなる役割を果たしたのかは依然、謎に包まれていますが、3月4日(土)の早朝に思わぬ展開がありました。トランプ大統領がツイートしたのです。「これは酷い! オバマがトランプ・タワーで私を盗聴していたことを今発見。大統領選挙の勝利直前の時期だ。もちろん何も出てこない。マッカーシズムの再来だ」。トランプ大統領は何の証拠も示していませんが、24時間のうちに、連邦議会議員たちにオバマ大統領の徹底捜査を求めました。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、FBI長官ジェイムズ・B..コーミーは司法省に対して、オバマ大統領がトランプの電話の盗聴を命じたとするトランプ大統領の主張を公けに否定するよう求めました。ニューヨーク・タイムズ紙はコーミー長官の要請を、「現職の大統領に対する驚くべき非難」だとしています。この問題について討論会を行います。スコット・ホートン弁護士はコロンビア大学法科大学院講師であり、ハーパーズ誌の寄稿編集者です。もう一方はロバート・パリー記者です。彼は調査報道で知られるベテラン記者であり、オンライン誌『コンソーシアム・ニュース』(Consortiumnews.com)の編集者です。

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