オバマ大統領が不発弾除去に9000万ドルを約束も 「ラオスでは未だに大勢が恐怖を感じながら生活している」

2016/9/8(Thu)
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オバマ大統領が米国の大統領として初めてラオスを訪問しますが、ベトナム戦争中の米国によるラオスへの空爆の後遺症について見ていきます。米国はラオスに少なくとも200万トンの爆弾を投下しました。これは飛行機一機分を8分ごとに毎日24時間、9年間投下した計算になります。ラオス各地には、クラスター爆弾内部に仕込まれた野球ボール位の大きさの小型爆弾が最大8000万個が残っていると専門家は推定しています。オバマ大統領は今週、米国が投下したラオス国内の不発弾除去のために9000万ドルを拠出することを約束しました。本日はラオスの不発弾爆発事故サバイバーおよび被害者支援活動家とのインタビューを放送するとともに、Eternal Harvest: The Legacy of American Bombs in Laos(『永遠に残る後遺症――米国のラオス空爆の遺産』)を共同執筆したカレン・コーツとジェリー・レッドファーンに話を聞きます。

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