奴隷が獲ったシーフードが食卓に? 世界的なスキャンダルを暴いてピュリッツアー賞を受賞した記者に聞く

2016/4/18(Mon)
記事番号: 
3

今夜の夕食はシーフードでしょうか。そのシーフードを獲ったのはひょっとすると奴隷かもしれません。インドネシアの離島・ベンジナ島を取材したAP通信記者らが、現地のシーフード産業における驚くべき実態を明らかにしました。この島の労働者は檻に閉じ込められ、毒針のついたエイの尾で打たれる罰を受け、一日22時間の労働を強いられ、ほとんど何の対価も受けていませんでした。一連の報道は今年、優れた調査報道に与えられるセルデン・リング賞を受賞しました。デモクラシー・ナウ!はロサンゼルスで先週、この驚くべきニュースを伝えたAP通信記者のうちの2人、ロビン・マクドウェルとマルサ・メンドーサに話を聞くことができました。2人は収録後、南カリフォルニア大学での授賞式に向かいました。(続報)女性からなるこのAP通信取材班の調査報道は、ピュリッツアー賞公共サービス部門賞を受賞することが18日午後、決まりました。

共有します