エルズバーグと当事者が語る 『ペンタゴン・ペーパーズ』がビーコン・プレスから出版された経緯

1972年、ビーコン・プレスはペンタゴン・ペーパーズ(ベトナム戦争に関する国防総省の機密文書)の全文を初出版した件で米政府から告発され、最高裁で敗訴しました。1971年6月にニューヨーク・タイムズ紙がこの最高機密文書の抜粋を掲載した経緯はいまではよく知られていますが、ユニテリアン・ユニバーサリスト協会傘下の零細非営利出版社であるビーコン・プレスが、米国のベトナム戦争関与の歴史の真相を暴露する7000ページの全文書を出版した経緯については、あまり知られていません。ビーコン・プレスはこの出版により2年半に及ぶ嫌がらせや恫喝の嵐に巻き込まれ、破算寸前に追い込まれ、刑事訴追の可能性もありました。この事件の全体像はこれまでほとんど語られることがありませんでした。エイミー・グッドマンは2007年にオレゴン州ポートランドでユニテリアン・ユニバーサリストが主催した「ペンタゴン・ペーパーズの出版を記念し、今日におけるその意味を問う」イベントで司会を努めました。本日は、この大事件の渦中にいた3人の中心人物が、同イベントで語った話をお届けします。その3人とは、まずはダニエル・エルズバーグ、国防総省およびランド研究所の元分析官で、ペンタゴン・ペーパーズをニューヨーク・タイムズ紙に漏洩した高名な内部告発者本人。次に元アラスカ州選出上院議員で大統領候補でもあったマイク・グラベル。彼は入手したペンタゴン・ペーパーズを下院小委員会の米国議会記録に記載させ、さらにビーコン・プレスに持ち込んだ劇的ないきさつを語っています。3人目はユニテリアン・ユニバーサリスト協会の元会長ロバート・ウエストです。ヘンリー・キッシンジャーから「世界で最も危険な男」と呼ばれたエルズバーグの話から始めましょう。

☆2007/7/2(月)放送分の動画は字幕つきで完全版を見ることができます。抱腹絶倒ですので、ぜひ →

・ペンタゴン・ペーパーズ(ベトナム機密文書)を世に出した3人の男たち 1:ダニエル・エルズバーグ
・ペンタゴン・ペーパーズ(ベトナム機密文書)を世に出した3人の男たち 2:マイク・グラベル
・ペンタゴン・ペーパーズ(ベトナム機密文書)を世に出した3人の男たち 3:ロバート・ウェスト
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