元在露米国大使「クリミア危機の裏でロシアは 数年に渡る米の「敵意に満ちた」政策に応酬している」

2014/3/20(Thu)
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ウクライナを巡るこう着状態とクリミア情勢は、冷戦終結以来最悪の東西危機を引き起こしました。米国はロシア政府関係者トップに対する制裁を課す一方、バルト海沿岸国での新たな軍事演習も発表しました。その間、モスクワ政府は、新たな米の制裁への応酬として、イラン核協議への立場変更を検討していると発表しています。緊張が高まる中、米国の最後の在ソビエト連邦大使を務めたジャック・マトロックに話を聞きます。マトロックは、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、NATOの東方拡張からセルビアの爆撃、東ヨーロッパへの米軍事基地展開に及ぶまで、これまでの米からの敵意と見なしたことに対し応酬しているのだと語ります。

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