座談会:クリミア分離の動きが強まる中 東西陣営の対立がウクライナの政治的分裂を速める?

2014/3/7(Fri)
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ウクライナ危機が冷戦後で最悪の東西対立に発展しかねない情勢の中、 ロシアのウラジミール・プーチン大統領は米国と欧州連合による警告をはねつけています。親ロシアのクリミア議会はウクライナから分離してロシアに編入するか否かを問う住民投票の実施を議決しました。しかし、クリミアでわずか1週間前に樹立された親ロシア政権による国民投票の実施は、合法性が問われています。番組では、3人のゲストを迎えて座談会を行います。アントン・シェコトソフはウクライナ市民でロンドン・ユニバーシティ・カレッジの研究員で極右運動の専門家です。ジョナサン・スティールは元ガーディアン紙のモスクワ駐在員でEternal Russia: Yeltsin, Gorbachev, and the Mirage of Democracy (『永遠のロシア:エリツィン、ゴルバチョフ、そして民主主義の幻影』)の著者です。キース・ゲッセンは、n+1誌の編集者でニューヨーカー誌に2010年のウクライナ選挙に関する記事を書きました。

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