アルジャジーラ記者訴追からブロガー投獄まで 「反対派の口封じ」を強める軍政権エジプト

2014/1/30(Thu)
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エジプトの軍事政府は、アルジャジーラのジャーナリスト20人を、テロリストグループとの共謀罪及び、虚偽のイメージを放送した罪で訴追すると発表しました。軍部は、ムハンマド・モルシ前政権を2013年7月に転覆させて以来政府に対する抗議運動を続けているムスリム同胞団を、アルジャージーラが支援していると非難しています。「ジャーナリストに対する路上での攻撃が強まるなか、この発表が行われました」と、カイロのデモクラシー・ナウ! のシャリフ・アブデル・クドゥース記者は語ります。「民衆蜂起を記念する1月25日には、10人以上のジャーナリストが、タハリール広場で襲撃されるのを目撃しました。記者が襲われる際、アルジャジーラに所属していると非難されていることがよくあります。これは、直接には国営及び民間放送局が何ヶ月にも渡り、アルジャジーラに悪魔のようなイメージを植えつける宣伝を行ってきた結果なのです。」

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