サパティスタ蜂起から20年 NAFTAによる「死刑判決」に立ち向かったメキシコ先住民

2014/1/3(Fri)
記事番号: 
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1994年1月1日、NAFTAの施行と同じ日に、サパティスタ民族解放軍とチアパス州の人々が、この協定は先住民にとって死刑判決だと主張してメキシコの中央政府に宣戦布告しました。完全武装した男女で編成されたサパティスタ軍は、チアパス州の5つの主要な都市を制圧しました。この蜂起は大きな衝撃を与えました。この地域で何年も活動してきた人々でさえ、同じ場所で秘かに反乱軍が組織されていたことは驚きでした。20年がたった今、蜂起による影響と、いまも続く困難について、メキシコのサン・クリストバル・デ・ラス・カサスの農村地帯社会運動学の教授ピーター・ロセットに詳しく話を伺います。

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