クエストラブが語る 警察の人種プロファイリング 路上尋問 トレイボン・マーティン判決から得たメッセージ

2013/8/14(Wed)
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今週12日、ニューヨーク市警の「ストップ&フリスク」と呼ばれる路上尋問手法が違憲だという歴史的判決が出されました。それを受けて、本日はグラミー賞受賞バンド、ザ・ルーツのアミア・”クエストラブ”・トンプソンが、自身が受けた警察による人種プロファイリングの経験を話します。彼が最初に警察による嫌がらせを受けたのは、十代の時で、フィラデルフィアで聖書の勉強に行く途中だったと言います。最も直近に受けた嫌がらせは2週間前、車に乗っていたときにニューヨーク市警に車を止めるよう強制されたことです。ヒップホップ界で最も賞賛を受けているアーティストの1人である彼にしてこうです。彼はまた1人のアフリカ系アメリカ人男性として、トレイボン・マーティン殺害事件でジョージ・ジマーマンが無罪になった件からも受け取ったメッセージがあると言います。「つまり俺たちはどうやっても有罪なわけだ。だからこっちは他の連中が安全で快適だって感じられるようにする方法を見つけなきゃダメだってことです。たとえそれが自分の魂を犠牲にすることになっても」

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