元白人至上主義者とシーク派寺院襲撃事件の犠牲者の息子  暴力と憎悪への戦いのため連帯

2013/8/9(Fri)
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ネオナチの乱射犯ウェイド・マイケル・ペイジがウィスコンシン州オーククリークのシーク派寺院を襲撃し6人が死亡、5人が負傷した事件から今週で1年が経ちます。本日はこの悲劇を通じて、あり得そうもない連帯を結んだ2人のゲストに話を聞きます。パーディープ・カリカは襲撃事件で死亡した当時の寺院長サトウァント・シング・カリカの息子です。アーノ・マイケリスは元白人至上主義者で、My Life After Hate(『憎しみの後の我が人生』)という本の著者です。カリカはServe 2 Unite(サーブ・ツー・ユナイト=連携のために働く)を創設し、マイケリスはそのグループで教育を担当しています。同グループは暴力と憎悪に立ち向かう若者たちを教え育てるために活動しているのです。「暴力のサイクルを断ち切ることも大事ですが、それ以上に私たちの社会にある暴力の本質は私たちに責任があるということを伝えることがその動機です」とマイケリスは言います。「われわれの手は血に染まっている。この問題は私たちみんなの問題です。だからこそ私たちは全員がその解決法の一部になる必要があるのです」

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