娘の死亡で団結したイスラエル人とパレスチナ人の父親 占領に対する共同の非暴力インティファーダを求める

2013/2/26(Tue)
記事番号: 
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イスラエルの刑務所内でパレスチナ人が死亡した事件を巡り、ヨルダン川西岸で抗議行動が拡大しています。個人的な悲劇を経験し、平和活動に身を投じたイスラエル人とパレチナ人の父親2人に話を聞きます。それぞれの娘を殺されたバッサム・アラミンとラミ・エルハナンは、後に団結することになります。アラミンの娘はイスラエル軍将校の手によって、エルハナンの娘はパレスチナの自爆攻撃によって命を落としました。かつては、それぞれの大義のために献身的に戦った二人でしたが、娘が殺害されて以来、暴力を否定し平和運動の指導者的存在になりました。彼らの物語は、ニッサン・カッツとシェリー・ハーモンが製作したWithin the Eye of the Storm(『嵐の目の中で』)という新ドキュメンタリー映画の中で語られています。パレスチナ占領地で第3次インティファーダ(反イスラエル闘争)の可能性が指摘される中、アラミンとエルハナンに、彼らが共に経てきた道筋と、イスラエル人とパレスチナ人双方がイスラエルの占領に対する非暴力蜂起に参加するべきだと彼らが信じる理由について話を聞きます。

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