ノースカロライナ州民 同性婚・事実婚を法的に認めない州憲法の変更を承認

2012/5/9(Wed)
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ノースカロライナ州の有権者たちが住民投票を行い、結婚を男性と女性の間に限るものと規定する州憲法変更提案を高投票率で可決しました。ノースカロライナ州法は以前から同性婚を禁じていましたが、この変更によってこれまで法的に認知されていた男女間の事実婚など、その他の家庭内パートナーシップもまた、同州では法的な権利を認められないことになります。この法案は文言が曖昧なため、同棲していながら結婚はしていない州内の15万組もの男女のカップルも影響を受ける恐れがあると指摘する法律家もいます。その他にも、これが家庭内暴力からの保護措置を無効にしたり子供の親権交渉で不利に働いたり、入院中のパートナーを見舞いに行く権利を奪ったりする恐れもあると警告されています。「この憲法改変を後押ししていたのがどういう人たちだったかを見ると、長い間人々をまとめるのではなく分裂させてきた人たちだということがわかります」と言うのは「ノースカロライナのすべての家族を守るための連合(Coalition to Protect All North Carolina Families)」のウィリアム・ロビンソンです。

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