ドキュメンタリー映画「ブッカーズ・プレイス」:正々堂々と意見をして命を落としたミシシッピー州の黒人ウェイターの物語

2012/4/30(Mon)
記事番号: 
2

1965年、ミシシッピー州グリーンウッドのアフリカ系アメリカ人のウェイター、ブッカー・ライトは、米国における人種差別についてNBCのインタビューをあえて受けました。後に彼と彼の家族の生涯を永久に変えてしまう判断でした。ライトは、インタビューの中で「僕はいつも笑うということを学んだ。嫌な奴にほど、もっと笑ってやるんだ。泣くのは心の中だけでいいんだ」と語っています。彼は、後に仕事を失い、警察に暴行され、最後には殺害されました。ライトの生涯は、ライトの孫娘である共同プロデューサーのイベット・ジョンソンと、当時のインタビューアーで、後にライトへのインタビュー取材を行ったことを後悔したフランク・デ・フェリッタを父に持つレイモンド・デ・フェリッタ監督のコラボレーションにより、新作のドキュメンタリー映画『Booker’s Place: A Mississippi Story(ブッカーズ・プレイス:あるミシシッピーでの物語)』の中で語られます。

共有します