独房監禁の40年:アンゴラ・スリーのメンバー2人はルイジアナ州の刑務所で今も隔離状態

2012/4/17(Tue)
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ハーマン・ウォレスとアルバート・ウッドフォックスがルイジアナ州で独房に監禁された1972年4月17日から40年、あるいは1万4600日が経ちました。同州は彼らがアンゴラ刑務所の監視殺害で有罪だったと述べていますが、ウォレス、ウッドフォックスと彼らの支援者ネットワークは、彼らはブラックパンサーのメンバーとしての政治活動していたために犯人に仕立て上げられたと言います。ウッドフォックスとウォレスは1971年にブラックパンサー党のアンゴラ支部を設立しました。3人目の囚人ロバート・キングも1年後に彼らに加わりました。3人は、より良い作業環境と囚人間の人種的結束、レイプと性的奴隷を無くすことを求める活動を行いました。アムネスティUSAは4月17日、彼らの独房監禁の40周年を記念し、125カ国からの何万人もの署名を含む嘆願書をルイジアナ州のボビー・ジンダル知事に渡すつもりであると述べています。2001年に有罪判決が覆され、より軽い罪状を認めて釈放されたロバート・キングに話を聞きます。「我々はルイジアナ州に、そして世界に、我々が人権と公民権の完全な侵害であるこの事件に依然として向き合っていることを知ってほしい」と、キングは言います。「それは今も続いているのです」。

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