アリゾナ州 メキシコ系アメリカ人研究プログラムの弾圧で教諭解任 

2012/4/13(Fri)
記事番号: 
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アリゾナ州トゥーソンの学校区で禁止されたメキシコ系アメリカ人研究プログラムの主任ショーン・アルチェが11日夜、数十人の支援者の抗議の声を尻目に解任されました。トゥーソンのメキシコ系アメリカ人研究プログラムは、公立学校が民族研究の科目を教えることを禁ずる州法案の通過後に攻撃の的になっていました。アルチェは、自分が解雇されたのは、自分がメキシコ系アメリカ人やラティノたちを狙い撃ちする差別的な法律と思うものに反対の声をあげたからだと主張しています。「他の多くの人と同様、私はこの法律が違憲であると考え、立ち上がったのです」とアルチェは言います。「私たちが立ち上がったからこそ、学校区は仕返しをしてきたのです」

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