日本:法的限度の数百万倍の放射能汚染水を海に放出

2011/4/5(Tue)
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地震と津波発生から4週間後、そして作業員らが高濃度の汚染水が太平洋に直接流出している亀裂を見つけてから数日後、福島第一原発沖の放射線量は法で定められている限度の数百万倍と測定されました。専門家らは、放射線は広大な海ですぐに消散すると言いますが、大量の汚染水の長期的な影響については彼らもわかりません。新たな問題を受け、日本政府は4月5日、魚介類の放射性ヨウ素の基準値を初めて定めました。東京の原子力資料情報室のフィリップ・ホワイトに話を聞きます。「現段階の放射線に起因する癌は、数ヶ月または1年で発症することはなく、遅発性の現象になるでしょう」とホワイトは言います。「現状がどんな影響をもたらすかをきちんと把握するために、健康状態について多くのモニタリングをする必要があります。」

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