マルコムXを取りまく複雑な環境、マラブルの伝記で明らかに

マニング・マラブルが執筆に20年を費やした、600ページ近くに及ぶ伝記Malcolm X: A Life of Reinvention(『マルコムX:改革する人生』)は、マルコムXの人生の再評価を目指して書かれました。自伝の中では、暗殺された状況についての新たな考察の他、マルコムXの自伝に関する疑問などが指摘されています。マニングは、同著作が出版される数日前の1日、この世を去りました。著者の功績をお話しするために、ジョージタウン大学の社会学者で、Making Malcolm: The Myth and Meaning of Malcolm X(『メイキング・マルコム:マルコムXの神話と意味』)の作者でもあるマイケル・エリック・ダイソン、それにマラブルの友人であり長年、労働・人種問題のアクティビストとして活動しているビル・フレッチャー・ジュニアに番組に参加してもらいました。フレッチャーは次のように語っています。「マルコムの死に関心があった3つの組織があり、その点をめぐりこの書籍は非常に重要になってくるのです。警察、FBI、ネイションオブイスラムです。だが一方で、マルコムの組織内部にも、彼が方向性を変えて行ったことを快く思わない人びとがいました。これらすべてが合わさった状態が、マルコムXの殺害を許容してしまうような状況を形成してしまったのです。この伝記を読めば、目が開かされることになるでしょう」。★ 字幕動画はこちら

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