ゴールドマン・サックスへの証券詐欺訴訟 5億5千万ドルで和解──予想より低額 犯罪行為は認めないまま

2010/7/16(Fri)
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下落するとわかっていた住宅ローン担保証券への投資を募ったという証券詐欺民事裁判で、ゴールドマン・サックスが5億5千万ドルを支払うことで和解に合意しました。米証券取引委員会(SEC)はこれをウォールストリート史上最大の和解金だとして歓迎していますが、多くの外部アナリストたちは政府がなぜもっと高額を要求しなかったのか疑問を呈しています。投資家たちはこの和解を好意的に受け止め、ゴールドマン・サックス株も後場で5%上がりました。今回の和解金の5億5千万ドルという数字は、じつはこの5%の株価上昇で増えたこの会社の時価総額で楽々補填できるほどの少額でしかないのです。ローリング・ストーン誌のマット・タイビに話を聞きます。

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