フランシスコ教皇が日本で核兵器の廃止を要求 米国ではカトリック反核運動家が収監に直面

2019/11/25(Mon)
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2020学生字幕翻訳コンテスト  課題5:「ラディカルな核廃絶」の受賞作です。

広島と長崎を訪問したフランシスコ教皇は、カトリック教会の最高指導者として被爆者と対面し、核兵器の保有は人道に反すると宣言しました。折しも米国では、カトリックの平和活動家7人が量刑判決を待っています。2018年4月4日に米国政府を平和に反する罪で告発する訴状を持ってキングスベイ海軍潜水艦基地へ侵入した「プラウシェアズの7人」です。同基地には少なくとも6隻の核弾道ミサイル潜水艦があり、各々が20個のトライデント熱核兵器を搭載しています。カトリックの反核運動について「プラウシェアズの7人」の1人、マーサ・ヘネシーに聞きます。

また、ペンタゴン・ペーパーズの内部告発者として知られるダニエル・エルズバーグにも聞きます。エルズバーグはかつて米国の核戦略立案にも携わった経験を持ち、『最後の審判へのエンジン 核戦争の立案者の告白』の著者です。エルズバーグは「プラウシェアズの7人」裁判での証言を妨害されました。

•マーサ・ヘネシー(Martha Hennessy ):キングスベイ海軍基地で抗議した「プラウシェアズの7人」のひとり。カトリック労働運動の創始者ドロシー・デイの孫娘

• ダニエル・エルズバーグ(Daniel Ellsberg):ペンタゴン・ペーパーズ(米軍機密文書)をマスコミにリークした内部告発者。出版の自由基金の共同設立者

Credits: 

字幕翻訳:坂本光・平松三奈 ノートルダム清心女子大学文学部英語英文学科3年(2020年コンテスト当時)   監修:中野真紀子