「新手のゴールドマン・サックスか」、バイデンがブラックロック社の幹部2人を経済担当閣僚に指名し、この巨大投資企業は、影響力の拡大を期待

2020/12/2(Wed)
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【20/12/02/2】新政権の経済チーム立ち上げにむけ、ジョー・バイデン次期大統領は、投資大手のブラックロック(BlackRock)社関係者を複数指名しました。同社は、「政府の第4部門」と呼ばれています。バイデンが、国家経済会議(NEC)委員長に指名したブライアン・ディースは、バラク・オバマの元顧問で、現在はブラックロック社の、持続可能投資の国際部長です。同社は世界最大の資産運用企業で、金融資産(portfolio)は7兆ドルを超えています。進歩派がウォール街の影響力のない閣僚人事を要求している時に、このような人事が行われているのです。「ブラックロック社は、うまく立ち回り、ウォール街の『善玉』のような評価を高めてきました」が、同社の実際の行動は違うと、政治誌『ニュー・リパブリック』のスタッフライター、ケイト・アロノフは指摘します。「何度も何度も、ブラックロック社は規制を逃れ、とりわけ昨年はそれが顕著で、ブライアン・ディースが現職にいた間、環境問題に配慮している印象を与えてながら、みごとに利益をあげたのです」。Image Credit: Reiss Center // Mandel Ngan/Reuters

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