アンティファ:街頭での白人至上主義に対峙する反ファシスト運動

2017/8/16(Wed)
記事番号: 
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バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者の抗議行動をめぐる衝突で死者が出たことについての、トランプ大統領の直近のコメントに対し、批判が噴出しています。大統領は15日、トランプタワーでの会見で、「オルタナ左翼(alt-left)」という新語を使い、暴力の一端は白人至上主義者に対抗する反対派が引き起こしたと述べました。大統領のコメントに、非難が沸き起こっています。共和党の元大領領候補ミット・ロムニー議員は、ツイッターで「いや、同じではない。一方は人種差別主義で偏見に満ちたナチ。もう一方は、人種差別や偏狭な敵対感情に反対する人々。倫理的にまったく異なる世界だ」とつぶやきました。街頭で白人至上主義者たちと対峙したグループの一つ、アンティファ(antifa) という名で知られる反ファシズムの人々に目を向けましょう。新刊書Antifa:The Anti-Fscist Handbook(『アンティファ:反ファシズム・ハンドブック』)の著者、マーク・ブレイに話を聞きます。(注: 「アンティファ」という表記が一般的なようですが、ゲストはむしろ「オンティファ」に近いと言っています。)

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